どうも、最近はクライアントワークを減らして、メディア事業を収益化しようともくろんでいる山崎レモンサワー(@kanazawasodachi)です。
メディア事業(ブログやメディアサイトの収益化)といっても、うまくいくかわからないし、うまくいくとしてもかなり長い視点で育てていかなければなりません。
その点、いままで10年行ってきたWebの受託制作は、条件の良い仕事を獲得できる術さえあれば、仕事が非常に安定します。
自分はあまり自ら積極的に営業するタイプではありません。
正直、屋号のポートフォリオサイト(コーポレートサイト)を作成して、そこからの問い合わせからの依頼が大半です。
ちなみに自分のポートフォリオサイトはこちらです。
Web制作スタジオ「Someiyoshino」
参考
SomeiyoshinoトップページWeb制作スタジオ「Someiyoshino」
ようは、クラウドソースなどを利用することなく、このポートフォリオサイト(コーポレートサイト)だけで10年間生活するのにじゅうぶんな仕事を確保できたという事です。
ポートフォリオサイト(コーポレートサイト)は仕事獲得の最重要の武器になります。
Web制作のプロとして手を抜かずに、クォリティの高いものを作成しましょう。
今回の記事ではポートフォリオサイト(コーポレートサイト)を制作・運営するうえで7つの大事なポイントを紹介します。
もくじ
No.1 競合を徹底的にリサーチ
ウェブの業者は星の数ほど、存在してます。
その中で自分のライバルとなる会社・フリーランスを徹底的にリサーチします。
インターネットは地理的な制約を解消するツールとはいえ、Web制作を依頼する場合は、お客さんの会社・お店からある程度近い、業者が選ばれる傾向にあります。
やはり、顔を合わせての挨拶・打ち合わせが今でも大切と考えている経営者は多いです。
そこで、「事業をかまえる本拠地名+ホームページ制作」などのキーワードでググって、検索順位上位に表示される制作会社・フリーランスが当j面のライバルになります。
なぜ、検索順位に来ているのか
おそらく検索順位下位のサイトとは違いが一目瞭然だと思います。
ようは、このライバルより検索順位を上回るポートフォリオサイト(コーポレートサイト)を制作できれば、仕事をゲットできる機会が大幅に増えることになります。
No.2 どのようなお客さんがいて、どのようなニーズがあるかを調査
ウェブの制作者にサイト制作、オンラインショップ制作を依頼するのはどんな時でしょうか?
そもそもどんなお客さんが依頼するでしょうか?
様々なケースが、千差万別なお客さんがいますが、ある程度、客層やニーズを絞っておくとポートフォリオサイト(コーポレートサイト)の作成がしやすくなります。
たとえば、首都圏なのか地方なのかで、ビジネスの業態は変わるでしょうし、ニーズも変わってきます。
平均単価なども変わってくると思います。
自分は東京都中野区なので、地元の中小企業などをある程度、フォーカスをあてています。
オンラインショップは、昔より制作の敷居が低くなりましたが、それでもWebの知識がない会社は、本格的なサイトは作ることはできません。
オンラインショップでは、楽天・ヤフーなどのモール店制作を希望するお客さんが非常に多いです。
今は無料のホームページサービスなどで、Webの知識が無くてもホームページを作れてしまい、これでいいやと運営しているお店や会社も多いですが、オンライン予約フォームやカスタムオーダーフォームなどシステムを入れたいというニーズなどがあるとテンプレートのホームページだけでは厳しくなってきます。
このあたりのどんなお客さんがいて、どんなニーズがあるだろうというのは常に想像をめぐらし、リサーチしつづけるのが非常に大切です。
世間は思ったより広いです。
想像にしてなかったところにWeb制作者を求めるニーズがごろごろ転がっています。
No.3 自分の武器はこれです、徹底的な差別化
ポートフォリオサイト(コーポレートサイト)にはサービス紹介ページを用意します。
たんにホームページ作ります。ネットショップ作ります。
一生懸命頑張ります。だけではだーれも依頼してくれません。
自分はどの業者よりここが武器なんです。
自分の特徴はココなんです。ココはどこにも負けません。
という差別化をはかってください。
自分は即レス・即対応・人間味あふれる代表・外注を使わない・ディレクション~デザイン~システム開発~マーケティングを一環で行えるワンストップ対応を武器にしてます。
これだけは負けないという武器を身に着けるのは確かに難しいことです。
ただ、武器が無いと仕事を獲得できないばかりか、代わりが効くため費用面でも、買いたたかれて料金面でも苦戦します。
ウェブ制作で生きていくと決めたのであれば、コーディングでもデザインでも特定言語でもWordpressでも、ECでもSEOの知識でも、どこか一つにフォーカスを当てて、誰にも負けないくらいのスキルを身につけてみてください。
もうその時点で仕事獲得に苦労することはなくなります。
No.4 一番大事、制作実績「ポートフォリオ」を掲載しよう
おそらく一番大事なコンテンツです。
ひとつ問題があるとすれば、これから始めますという「実績がゼロ」の人は掲載する実績(ポートフォリオ)がないということです。
これは、自発のメディアサイトでも知人のために無償で作成するサイトでも構いません。
仕事を獲得するため、修行のため、掲載する実績がなければ仕事としてでなくてもサイトを構築してください。
気合を入れて10個ほどサイトを構築してください。
それらのサイトは実績として掲載できるだけではなく、スキルアップにもなりますし、後々にソースが使いまわせたり、そのサイトをひな型として利用することもできます。
仕事の依頼が来ていない段階でも、できる「仕事」は山ほどあるのです。
ここで案件として依頼が来ていないから、時間を持て余すようなら、たぶん今後もフリーランスとしては活躍できないと思います。
No.5 それでもやっぱり最後は制作費用
これは長年やってきて思うのですが、一番見られるページは「料金案内」ページです。
結局は価格かよ。お金かよと思いますが、まぁ自分も何かを買ったり、サービスを頼むときは・・ぶっちゃけお金が一番気になるかな・・と。
ということでこの「料金案内」ページ、めちゃくちゃ頭を働かせて準備しましょう。
ここで単純に安く掲載すれば、依頼は間違いなく増えます。
ただ、制作費用を安く載せるのは絶対的にオススメしません。
まず、サービス度外視で金額だけで決めるお客さんにフィルタをかけるためです。
この手のお客さんはWebサイトが作り手によってクォリティに天と地ほど開きがあり、Webサイトに魂がこもるもこもらないが、ネットの海に埋もれるか、プロモーションに絶大な効力を発揮するかの分かれ目になるというのを理解していません。
安けりゃいい。とりあえず用意しておけばいい。
こういうお客さんの依頼なら、むしろ請けないほうがいいです。
断言します。
「料金案内」ページではむしろ平均単価以上の金額を掲載し、うちは費用以上にいいものが作れるというコストパフォーマンスが高いことをアピールしましょう。
No.6 自分がどんな人間なのか、人間力をアピールするブログ
じつはこれもめちゃくちゃ重要です!
意外に、このブログを読んで、この人にお願いしたいと思いましたと言われて、制作を依頼されるケース・・・結構多いです。
人柄をさらけだすことによって、読み手に親近感・信頼感をあたえます。
制作費用だって安くはありません。はじめて依頼する業者が不誠実だったらどうしようと不安にかられるものです。
等身大の自分の意見や、日々の活動をどんどんアピールしておくことで、はまる人にははまります。
あとはやはりSEO的な目的もあります。
正直サイトは定期的にコンテンツを追加していかないと、日に日に検索順位は落ちていきます。
コンテンツを使いして、アクセス数があがること自体、有意義以外の何物でもありません。
No.7 SEO?広告?SNS連携?制作したコーポレートサイトに人を集める
とは言ってもWeb制作会社、フリーランスのポートフォリオサイト(コーポレートサイト)があまた存在している中で、その中でアクセスをあつめるの、やはり大変な事です。
No.1~No.6までをライバルより徹底的にこだわって凌駕できれば、アクセス数はライバルよりは稼げます。
それでも・・それでもまだ少ないです。
負けないポートフォリオサイトを作ることができたら、次は集客です。
ここで安易にリスティング広告などには走らないでください。
いまの広告費用、とくにリスティング広告は出稿過多で単価が高止まりしており、費用対効果が全然高くありません。お金の無駄です。
そのお金で本を買ったり、勉強会に出たり自己投資するほうが100倍有意義です。
自分は昔はSEOは胡散臭い響きがありましたが、いまはホワイトハットのSEOに関して、意識を改めました。
しっかりとしたスマホ対策、そして表示スピード対応、丁寧すぎるくらいの内部ナビゲーション、そして定期的コンテンツ追加、リライト、自発メディアサイトなどからのリンクなど、コツコツ続けていけば、グーグルさまはきちんと応えてくれます。
またSNSを効果的に活用したり、リアルのイベントで知名度を集め、そこからWebに誘導したりとアイディアしだいで集客の方法は無限にあります。
むしろ、自分独自のオリジナルなアイディアで勝負することができたとき、そこはブルーオーシャン、しばらくはライバルにおびえずのびのびと活躍することができます。
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