独立して10年のベテランフリーランスがアドバイスするフリーランス廃業に追い込まれないための5つの秘訣

どうも、10年前にブラック企業にブチ切れて独立を決意し、紆余曲折ついに10年が経ちました。山崎レモンサワー@kanazawasodachi)です。

自分は大学卒業して勤め人になってから、数々のブラック企業を巡ったわけですが、本当に長い長い闇のトンネルを一人で歩いているようでした。
フリーランスとして独立してからの幸福度は、非常に高く、本当に本当に独立してよかったと思います。

ただ、全員が全員、うまくいくわけではなく、ブラック企業で疲弊している人に対しては、その会社自体を辞めることはおススメしますが、必ずしもフリーランスとして独立する事をおススメできるかというと、そんなことはありません。
もしかしたら、人によってはホワイト企業へ転職したほうがよっぽど幸福度が高いかもしれません。

自分にとって業種・働く内容というよりは、この「フリーランス」という働き方が最高に自分にあっており、全ての事を自分で決められるという事がこんなにも、働くことに意欲を出させてくれるものなのかとびっくりしています。

しかし、この10年の間、やはり多くの失敗としんどい経験がありました。
あと一歩、選択を誤ったら、廃業に追い込まれていたり、心身が極限まですりへり強制的に退場になっていたとしてもおかしくなかったです。
首の皮一枚だと思っています。

幼馴染の友人であり、仕事のパートナーに詐欺にあい、数百万円だまし取られたこともありました。
参考
参考 親友に詐欺で640万円をだまし取られた苦悩の日々から人生が劇的に好転するまでの話note

サイコパスとしかいいようのない数々のクライアントにもぶち当たりました。
参考
モンスタークライアントに要注意!フリーランスでWeb制作案件を受託するうえで、依頼を断るべきモンスタークライアントの特徴 モンスタークライアントに要注意!フリーランスが出くわす厄介なお客たち

今日は、そんな中でも自分を見失わずに、なんとかやってこれたのは、苦境に立たされた時に、カラダと精神を健全に保つ努力をし、決してあきらめず情報を収集し、知恵をつけ、工夫し、勇気をもって対応してきたからだと思います。

今日までの10年で経験したことから、廃業に追い込まれずに、長くフリーランスとして活動する為の秘訣を書いていきたいと思います。

No.1 仕事が少ないからと言って、来た仕事に安易にとびつかない

仕事が来ること自体はありがたいことです。
とくに独立当初は実績がなく、ツテやコネもなく、営業テクニックも本業のスキルもまだまだ未熟、運転資金も潤沢ではないという状態では、焦って来る仕事来る仕事に、無条件に応じがちです。

これは、かなら危うい状況です。

報酬がシビアの仕事を、相手の言うがままの条件で引き受けていると、心身がみるみる消耗していき、いつまでたっても金銭的に余裕が出ず、さらに不安がつのり、また悪条件の仕事を受けざるを得ないという悪循環に陥ります。

自分は新規案件の引き合いが来た場合は、まずはお見積りを出すことなく、とことんお客さんと話をします。

お金の話もしません。
受けれるかどうかはお話を伺った上で、回答させていただきますと伝えたうえで、話を繰り返します。

まだ受注していない段階で、このような時間を割くことが無駄ではないか?と疑問に思う人がいるかもしれませんが、サイコパスのようなお客さんの仕事をスタートさせてしまうことによる損失は測りしれないものがあります。

信用に足るお客様なのか、円滑に仕事を進めていける能力・一般常識を兼ね備えているのか、じっくりと観察する必要があります。

お客さんによっては、具体的な指示を出さず、とりあえず、かっこいい奴作ってとかバカ丸出しの指示をしてくる必要があります。

そして、こういうアホとの仕事で、スムーズに納品、お金の回収はできた試しがありません。

No.2 稼げたお金を何に使うか、長期展望で考える

少しお金が入ってくると、余裕が出てきます。

このお金をどういう風に使うかで、フリーランスとして長く活動できるかどうかの分水嶺になります。

みなさんは、下記の使い道だとしたら何に使うでしょうか?

1.貯蓄
2.人生経験のため娯楽、享楽に使う
3.飲み代、交際費
4.株や仮想通貨、FXなど金融商品への投資
5.読書、勉強会、ジム、趣味の教室などの自己投資
6.事業の設備投資、商品開発への投資

自分は、2番は論外、4番も論外、3は限りなく控えめにして、5と6の使い方に全力投入するのが一番賢いと思います。
貯蓄もお金を有効利用していないので、絶対に残しておくべき最低限の余裕資金以外はすべて5と6に積極的に使いましょう。

人によっては「4」の金融商品への投資にハマってしまう人がいますが、これはもう大間違い中の大間違いです。

基本的には世界インデックスへの積み立て投資という、ノーベル経済学賞で理論に裏打ちされている投資法をのぞけば、すべて「ギャンブル」です。
丁半バクチのギャンブルですから、手数料の分、期待値はつねにマイナスです。
また短期的にはギャンブルで勝てたとしてもギャンブルで買ったお金は次のギャンブルの原資としてしか使う事はできません。
人間の脳の報酬系とはそういうものです。

バフェットのような人間の欲に負けない、どこか脳の神経がとんでいる「超人」であれば、個別株投資でも勝てるかもしれませんが(それでも超絶経済が絶好調に拡大し続けているアメリカにすんでいて、時代が味方しなければ無理です。)

No.3 固定費をとことん削る

Web系のフリーランスは初期投資が少なくてすむ、参入障壁の低い職業です。
これで固定費も低く抑えることができれば、かなり余裕をもって働くことができると思います。

まず一番は自宅を事務所にするという事です。
たいして理由を考えず見栄で事務所を借りるなどは愚の骨頂です。

携帯代やネット代、月額のWebサービス、リース代、ソフトウェアの年間保守費用など、固定費をすべて洗い出してください。

これを極限まで削ります。

No.4 空いた時間の使い方が成功・廃業の分かれ道

フリーランスになると忙しい時と、暇な時の差が顕著です。

忙しいときはただがむしゃらに頑張ればいいだけですが、大事なのは暇なときの時間の使い方です。
欲に弱い人は、だいたい娯楽・息抜き・怠惰な時間の過ごし方に流れてしまいます。

サラリーマンであればそれでもかまいません。仕事をさぼろうが、怠惰にこなしていようが給与が出るからです。

しかしフリーランスの場合は、すべて自分に跳ね返ってきます。

ここで、だって仕事がないんだもん、しょうがないじゃんという人は、たぶんいずれ廃業すると思います。

フリーランスとは、何をどうやって仕事にするか、全て自分で決められることができる尊い働き方なんです。

むしろ、この空いた時間に、どのようにしたら、もっと幸福度の高い働き方ができるか?
もっと単価の高いサービスに昇華できるかなどをいろいろ考えることができます。

ジムに行ってもいいですし、本を読んだりする自己投資に時間を使ってもいいと思います。

No.5 優秀な経営者になる・・それはどれだけ効率化できるか、どれだけ人を見極められるかという事

世間はフリーランスをフリーターのような中途半端なネガティブなイメージで接してくる輩がいます。

こういう大企業至上主義のやつらに決して屈しないでください。

1人前のフリーランスは、「社長」です。「経営者」なんです。

Web制作のことを考えていればいいというスタンスでは、稼ぎ続けることはできません。

自分個人がひとつの会社であり、その最高責任者だということを肝にめいじてください。

そして優秀な経営者とは、いかに「効率化」できるか、いかに「人を見極められるか」これにつきると思います。

組織の力は強力です。
これら世間の会社組織に仕事で対抗するには、「効率化」を追求するのが大事になります。

大きい組織は大きな力を持っていますが、えてして「非効率」です。

特に旧態依然とした昔ながらの古い企業は、めちゃくちゃ判断が遅いですし、無駄も多いです。
既得権益の惰性だけで生きながらえているだけなので、国による参入障壁のような規制がなくなれば、一瞬で黒船に駆逐されます。

個の力、それはフットワークの軽さです。物量にも「効率化」という工夫で対抗できます。

また、人を見る目を養ってください。

事業の大失敗はたいてい、人を見誤ったときに陥ります。

今後も10年、20年、30年ととこの「フリーランス」という素晴らしい働き方を守っていきたいものです。

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