どうも山崎レモンサワー(@kanazawasodachi)です。
自分は11年前に、うつ病量産メーカーとも呼ばれた超絶ブラック企業をブチ切れて退社し、一念発起してフリーランスになりました。
準備期間はゼロ、資金もゼロ、コネもゼロ、当面の生活資金も十数万円程度・・・・どう考えても無謀です。
ただ、それほどまでにブラック企業での仕事・働き方は許しがたいものがありました。
冗談抜きで心身に異常が生じ、判断能力が低下し、死すら覚悟するほどのものでした。
どうせ死ぬなら、自由になって死のう・・・本気でそう思いました。
そしていざ、独立して思いました。
あれっ、意外にうまくいくじゃん!!
正直、運も味方しましたが、1年目から売り上げ1000万円を突破するなど奇跡的に順調なスタートを切ることができました。
そして、やはり最大の収穫は、「自由」これにつきます。
自分の働き方は自分で決められることがこんなにも嬉しいことだとは思いませんでした。
価値観の違う、モラハラ・パワハラ経営者から罵りを受けずに済むことが、こんなにありがたいことだとは思いませんでした。
今回の記事では、今まさにブラック企業でモラハラ・パワハラ・長時間労働・サービス残業に悩まされている社畜の皆さんに、フリーランスとして働く事の有意義さと、独立までの道しるべをお話ししたいと思います。
もくじ
自分の会社がブラック企業なのはわかるけど辞められない原因
このブログを見る人で、自分の会社がブラック企業なのはわかるけど、なかなか辞められないという人は多いです。
ブラック企業なのがわかっているのであれば、一も二もなくまず辞めて、辞めてから次の事を考えるのでもいいと思うのですが、メンタルが疲弊し思考停止になっている方が多いようです。
その中でもなかなか辞めれない理由・仕組みを分析してみます。
責任感の強さからくる辞めると言い出せない
ブラック企業に苦しみ、特にうつ病を発症するまで追い込まれる人に共通する特徴は、「責任感」が強いという事です。
ブラック企業はこの責任感の強さにつけこみ、より低賃金で、より長時間、より成果をあげさせようとプレッシャーをかけます。本来であれば休暇を与え、会社の労働条件を整える方が、トータルでは生産性が上がるのに、ブラック企業の経営者や、サイコパスの上司はこれに気づかないまたは、単なるサドなので労働条件は過酷なまま放置します。
普段、パワハラ・モラハラ・マウンティングを受けているあなたは、あたかも上司の期待に応えられないのは自分がふがいないからだと思い込むようになります。
もし自分が辞めると言い出したら、上司は激高して起こるだろうし、同僚に迷惑がかかってしまう。家族にも心配をかけてしまう・・・・
そんな心理状況です。
痛いほどわかります。やさしく抱きしめてあげたいところです。
ただ、断言します。そのままいると本当にうつ病になり、最悪に死に至ることもありえます。
人に迷惑や心配をかけない事よりも、自分を一番大切にしてください。
自分の命・人生を一番大切にしてください。
自分の命や幸せな人生を守れるのは自分だけです。
転職したら今より悪い会社になるのでは?という恐怖
これも痛いほどわかります。
人間には現状維持バイアスというものが働き、未知の事に関しては、とりあえず現状を維持する方を選択する傾向があります。
とくに自分の会社から、世間や仕事はそんなに甘くないぞとか、逃げるのかなどと、恫喝めいた事を言われ続けると、あたかもそれが普通の事のように錯覚してしまいます。
確かに一旦、ブラック企業に入ると、スキルなども身につくはずもなく、プライベートな時間や、自己投資のためのリソースも奪われ、お金も全然貯まらずに、転職すらままならないという状況に容易に陥ります。
これもブラック企業ビジネスモデルの闇の深さです。
ただ、転職も独立もそんな事は関係なく、ブラックだと思ったら、何も考えずに今すぐ辞めてください。
どうしても辞めることが難しければ退職代行サービスを積極的に利用しましょう。
自分も冒頭に書きましたが、意外にどうにかなるものですし、ブラック企業に殺されるよりは、自由になって死んだ方がまだマシです(実際に死なないでください)。
幸い日本はセーフティネットが発達していますし、失業保険や生活保護なども利用できますし、積極的に家族の援助をうけましょう。
ホワイト企業への転職もいいけどフリーランスという働き方をおススメしたい
自分も数々の企業を渡り歩いてきましたが、正直、ひとつもホワイトと呼べる職場はありませんでした。
ただ人の話を聞いてると、ホワイトな企業というのは存在しています。
ただやはり一部の大企業で、かなりの学歴でないと中々入れないと思います。
政府も労働監督署も、ブラック企業での自殺問題などで、改善を進めているようで多少は風向きも変わってきましたが・・・それでもまだまだ日本は働き方後進国です。
もう、サラリーマンとして働くのはまっぴらごめんだという方にフリーランスと言う働き方、素晴らしさを紹介していきたいと思います。
最大のメリットは「自由」
これにつきます。
何時に起きてもOK、何の仕事をしてもOK、服装はなんでもOK、仕事中何をしていてもOK、誰と仕事をするのも自由、誰からの仕事を断るのも自由、どこで仕事をするのも自由、全国を旅しながらだって仕事できます。
自分に指図する、あのパワハラ・モラハラ上司はもういません。
ただ自由には責任が伴います。
その自由をコントロールして、自分でご飯を食べていけるように稼ぐ必要があります。
こればっかりは適正というか、人によっては無理という人もいるかもしれません。
自分はコントロールできました。天職だと思えました。
自由最高です!!
時間が増える
これも、相当デカいメリットです。
人生は短いです。思っているよりもめちゃくちゃ短いです。
無駄な事につかっている場合ではありません。
最大効率で、稼ぎ、趣味に没頭し、友人と家族と幸せな時間を過ごさなければ人生は楽しくありません。
ブラック企業に通勤して、無意味な会議、無意味なダメ出し、無意味な会社行事、無意味な飲み会に時間を割かれるだけで、おそらく人生の三分の一くらいの時間を搾取されます。
たった一度の短すぎる人生と考えた時に、お金よりも自由な時間というかけがえのないものを大事にしたいものです。
自分の実力次第でいくらでも稼げる
サラリーマンは、月々の給与の額はだいたい決まっており、いくら能力があっても、多少手当による増減があったとして、たかがしれています。
大金持ちになることはできません。
フリーランスはいち経営者でもありますので、自分の努力と才覚で、無制限に上限なく稼ぐことができ、税金を支払った後のお金、それは全て自分のものです。
これは、もちろんうまくいったケースで、安定して生活できるほど稼げずに廃業して、サラリーマンに戻るフリーランスの方もやはり多いのですが・・・
ただそれでも自分の努力や才覚があっての事で上手くいったり、上手くいかなかったりするのは、公平というか、仮に上手くいかなかったとしても納得がいきます。
これからの時代に強い
フリーランスという柔軟な生き方に適応し、問題なく稼ぎ続けれる人は、変化に適応する事が出来る人です。
これからの時代は大企業であっても公務員であってすらも安泰ではありません。
もはや国のセイフティネットすらあてにはできません。
国家すらあてにならないのですから、自分の身は自分で守るしかありません。
そして進化論者のチャールズダーウィンは言っています。
「最も強い者が生き残るのではなく、 最も賢い者が生き延びるのでもない。 唯一生き残ることが出来るのは、 変化できる者である。」と
思考停止で、ただ組織にしがみ付いていれば手堅い給与と保障が受けられるなんて働き方は、滅びても当然だと思います。
我々フリーランスの働き方は時代の変化の荒波を、絶え間ない努力と創意工夫で泳ぐ孤高の働き方なのです。
ぜんぶが全部、サラリーマンという働き方を否定するものではありません。
ただ今現在、ブラック企業の中でもがき苦しんでいるあなたに、この記事が届く事を願っています。
フリーランスになるために必要なリテラシーを得るためのおススメ書籍
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